新古車のデメリットとメリットまとめ!買ってはいけないと言われる理由とは

本ページはプロモーションが含まれています

車を購入する際に新車か中古車で迷う方がいるかと思いますが、もうひとつの選択肢として「新古車」があります。

なかには「新古車ってどういう車?」「買ってはいけないと言われるけれど、デメリットを知りたい」という方もいるでしょう。

新古車を購入してから後悔しないように、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで購入しなければいけません。

そこで本記事では、新古車のメリットやデメリットを紹介していきます。

この記事でわかること
  • 新古車とはどういう車なのか
  • 新古車の選び方
  • 新古車以外にもカーリースという選択肢がある

新古車を購入するか迷っているという方に向けて、近年人気を集めている「カーリース」についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

▽2021年カーリース部門3冠受賞▽

この記事の目次

新古車ってデメリットだらけ?その理由とは?

新古車は新車同様の車を新車よりも安く手に入れることができますが、デメリットを知ったうえで購入を検討しなければいけません。

新古車のデメリットには以下の6つがあります。

  • 初回の車検期間が3年未満になってしまうこと
  • メーカーのオプションが選べない
  • 使用感がある
  • エコカー補助金がもらえない
  • 売却の際に査定に悪影響がある
  • 在庫がある場合にしか購入できない

それぞれ詳しく解説していきます。

初回の車検期間が3年未満になってしまうこと

新車は新車登録後の初回検査が3年後となっていますが、すでに登録されている新古車の場合は車検が3年未満になります。

ディーラーの在庫や試乗車として保管されていた新古車は、新規登録されてから時間が経過しています。

そにため新古車を購入した場合、2年未満や1年未満で車検となる可能性があり、まとまった費用を用意しなければいけません。

車検費用は大きな出費となるので、新車登録されてからどれくらい期間が経過しているか確認したうえで購入を検討しましょう。

メーカーのオプションが選べない

新車の場合は、自分の好きなグレードやオプションを自由に選択できますが、新古車の場合はすでに在庫として保有されている車の中から選んで購入するため、メーカーのオプションを自由に選択できません。

すでにあるオプションを外したいと希望しても外すことはできませんし、追加したいオプションがあっても追加できない、もしくは追加費用でまとまった費用を用意しなければいけない可能性も出てきます。

自分が探している条件の車を見つけることが難しく選択肢が少ない点は、新古車のデメリットといえるでしょう。

使用感がある

新古車はディーラーで展示されていたり、試乗車として不特定多数の人が乗車しているためどうしても使用感が出てしまいます。

中古車とまではいかないものの、汚れや小さな傷がついている可能性もあります。

また、試乗車として使用されていた新古車の場合は走行距離が長い可能性があるので、どのくらいの走行距離なのか確認することが大切です。

エコカー補助金がもらえない

エコカー補助金とは環境に配慮した自動車の普及を促進するために国が設定した補助金のことですが、新古車を購入する際は補助金がもらえません

というのも、補助金がもらえる対象となるのは新車のみなので、中古車として扱われる新古車は補助金の対象とはならないのです。

売却の際に査定に悪影響がある

新古車はすでに新車登録がされているため、新車と同じようにワンオーナーにはなれません。

ワンオーナーとは車の前の持ち主が1人だけで、長期間にわたって車を所有していたことになるため、車の管理状態が良く買取価格が良くなることがあります。

しかし新古車はワンオーナーではないため、売却の際に買取価格が低くなる可能性があります

在庫がある場合にしか購入できない

新車と同じような状態で購入できる新古車は人気があり、中古車と比較して在庫数が少ないためすぐに売り切れてしまいます

そのため「欲しい車が見つかったけど購入するか迷っている」と考えているうちに売り切れてしまう可能性もあります。

中古車のように在庫が多くないので、在庫がある場合にしか購入できない点はデメリットといえるでしょう。

新古車にもメリットはある!新古車の良いところをご紹介

ここまで新古車のデメリットをいくつか紹介しましたが、新古車にはメリットも

  • 車体本体価格が安いこと
  • 保険料や税金が抑えられること
  • 納車が早い
  • 中古車を購入するよりも故障のリスクが低い

車体本体価格が安いこと

新古車は新車よりも安い価格で購入できる点が大きなメリットといえます。

新古車は新車登録時から時間が経過していることや、展示や試乗車として使用されていて走行距離が多い車もあるため車の価値が下がり、新車よりも車両本体価格が安くなっています。

新古車は新車と同じようなきれいな状態の車でも、上記のような理由で新車よりも安く購入できるのです。

試乗車といっても中古車よりも圧倒的に走行距離は少なく、状態も良い車が多いため、新車か中古車で悩んでいる方にとって新古車はおすすめといえるでしょう。

保険料や税金が抑えられること

新古車は、新車と比較して保険料や税金を抑えることができます

新車を購入した場合は、車両本体価格に加えて自動車税や自賠責保険料などを支払う必要があり、初期費用が高くなってしまいます。

一方、新古車の場合は、新車登録時にすでに販売店によって保険料や税金が支払い済みのため、購入者が負担する必要はありません

車の購入時にかかる負担を軽減できる点はメリットといえるでしょう。

納車が早い

新古車はすでに保有している在庫を納車するため、納車までの日数が早いことがメリットとして挙げられます。

新車の場合は注文を受けてから生産するため、納車までに3ヶ月前後、長いと半年ほどかかる場合があり、人気車種であれば納車までに1年ほどかかることもあるでしょう。

しかし新古車であれば、生産の必要はなく、点検や手続きを終えて納車するだけなので1ヶ月ほど、早ければ2週間ほどで納車されるでしょう。

中古車を購入するよりも故障のリスクが低い

新古車は新車同様の車のため、故障のリスクが低く、安心して車に乗ることができます。

中古車の場合は年式が古く走行距離がある車が多いですが、新古車は展示や試乗車として使用されていただけなので傷や汚れも一般的な中古車と比較して少なく、故障のリスクも低いといえるでしょう。

また、新車のメーカー保証が継承されていれば、新古車でも安心して車に乗ることができます。

新古車ってそもそもどういう車のこと?

ここまで新古車のメリットやデメリットを紹介しましたが、そもそも新古車とはどのような車のことを指すのでしょうか。

  • 新古車とはどういう車のことか
  • 中古車との違いについて
  • 新古車はなぜ安いのか

3つについて以下で詳しく解説していきます。

新古車とはどういう車のことか

新古車とは、ディーラーやメーカーが展示や試乗のために使用した車両のことを指し、正式には「登録済み未使用車」といいます。

走行距離が少なく、外装や内装も新車同様の状態の車が多いですが、完全に新車というわけではないので、新車よりも安い価格で購入できる点が特徴です。

中古車との違いについて

新古車と中古車には以下のような違いがあります。

新古車 中古車
価格 新車よりも安い 新古車よりも安い
車の状態 新車同様の車が多い 年式が古く、修復歴がある車も保管されている
自動車重量税 不要 支払いが必要な場合もある
納車 2〜3週間 2〜3週間

中古車は数年間乗った車が在庫として保管されていることが多く、年式が古い車両や走行距離が多い車両、なかには傷や修復歴がある車も保管されています。

一方新古車は、展示や試乗車として使用されていた車両なので車の状態は新車とほとんど変わりません

また、新古車は新車登録時に自動車重量税がすでに支払われているため、新古車を購入する際に負担はありません。

新古車はなぜ安いのか

新古車が安い理由として、ディーラーや販売店で展示や試乗車として不特定多数の人が試乗していることと、新車登録からある程度の期間が経過していることが挙げられます。

新古車は新車と同じようなきれいな状態の車もあるなか、展示や試乗の際に汚れや傷がついたり走行距離が多くなることで、新車よりも安い価格で購入できるのです。

また、先ほど解説したように、税金や保険料の支払いが済んでいるため、車の購入時にかかる初期費用を抑えることができる点も、新古車を安く購入できる理由のひとつでもあります。

デメリットを減らすために!新古車の選び方

新古車のデメリットをいくつか紹介しましたが、新古車を選ぶ際は以下のようなポイントに注意して選ぶようにしましょう。

  • 流通の多いタイミングを狙う
  • 走行量の長さに注目しよう
  • デメリットの少ない新古車を購入できる場所とは
  • 新車の金額と比較することも大事
  • メーカー補償が継承できているかどうか

5つについて詳しく解説していきます。

流通の多いタイミングを狙う

新古車の流通が多くなるタイミングは以下の通りです。

  • モデルチェンジの時期
  • 年度末や決算時期
  • ボーナスの出る時期

モデルチェンジがある場合は、新型車が発売される際に旧モデルの在庫を処分するために新古車が増える傾向があります。

モデルチェンジの時期は、新型車が発売されるまでに値下げやキャンペーンを行うことが多いのでチェックしてみてください。

また、年度末や決算の時期はディーラーにとって販売実績を残すことが重要になりますが、売れ残った車を新古車として販売するのが4月や10月になります。

他にもボーナスが出る時期も新古車の流通が多くなるといわれており、ボーナスの時期は車の買い替え需要が高まるため、ディーラーや販売店では新古車をセール価格で販売することがあります。

希望する新古車に出会えないという方は、上記のようなタイミングを狙って新古車を探してみましょう。

走行量の長さに注目しよう

新古車には試乗車として使用されていた車両があり、なかには走行距離が長い車両もあります。

展示されているだけの新古車と、試乗車として使用されていた新古車では状態の良さも違います。

走行距離が長い車ほど車の価値が下がるので、購入前に必ず確認するようにしましょう。

デメリットの少ない新古車を購入できる場所とは

デメリットの少ない新古車を購入できる場所は以下の通りです。

  • ディーラー
  • メーカーから認定を受けた中古車販売店
  • 新古車販売店

ディーラーでは展示や試乗車として使用されていた車両が、モデルチェンジや決算のタイミングで新古車として発売されることがあります。

また、ディーラーが展開する中古車販売店である「認定中古車」も新古車を取り扱っています。

ただしディーラーでは新古車の在庫が少なく、店舗に足を運ばなければ新古車の情報が分からない場合があるので、気になる新古車を見つけた場合は直接問い合わせることをおすすめします。

次に、メーカーから認定を受けた中古車販売店は、中古車の品質補償や整備などが行われていることから安心して購入できるというメリットがあります。

在庫も多いので選択肢の幅が広がるでしょう。

また、新古車販売店ではディーラーよりも多くの新古車を販売しているため、希望の車が見つかる可能性が高くなります。

新車の金額と比較することも大事

新古車の購入を検討している場合は、必ず新車で購入した場合の金額を比較するようにしましょう。

新古車は新車よりも安い価格で購入できますが、オプションが追加されている新古車の場合、オプションがない新車よりも価格が高くなっていることもあります。

「新古車のほうが価格が高く、新車を買えばよかった」とならないように、価格をしっかり確認して購入することが大切です。

メーカー保証が継承できているかどうか

新古車を購入する際は、メーカー保証が継承できているか確認するようにしましょう。

新古車でも保証期間内であればメーカー保証を受けることができます。

メーカー保証を継承するためには、名義変更をしたうえでディーラーで手続きをしなければいけません。

また、メーカー保証には「一般保証」と「特別保証」があり、保証範囲や期間が異なるので、それぞれ確認することが大切です。

新古車よりもお得に新車に乗る方法

新古車について解説してきましたが、新古車よりもお得に新車に乗る方法があるのをご存知でしょうか?

それは、近年新しい車の乗り方として人気を集めている車のサブスク「カーリース」です。

カーリースは頭金なしで毎月定額で車に乗れるため、まとまった費用がなくてもカーライフを始めることができます。

ここからは、カーリースについて紹介していきます。

  • カーリースの仕組みは?なんで安くなるの?
  • カーリースが向いている人
  • カーリースがお得なポイント

「カーリースについてよく知らない」「どうしてお得なの?」と疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。

3つについて解説していきますので、新古車の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

カーリースの仕組みは?なんで安くなるの?

カーリースは、利用者が選んだ車をリース会社が購入して、利用者は毎月リース料金をリース会社に支払うという仕組みです。

車両本体価格から契約終了後の車の残価を差し引いて、契約月数で分割してリース料金を算出するため、毎月の支払いが一定になるというメリットがあります。

安くなる理由としては、車両本体価格から契約終了後の残価を差し引いていることが挙げられます。

残価を差し引くことで、支払う分は残りの車両本体価格と自動車税や諸費用を足した費用のみになります。

また、契約月数で分割することで月々の支払額を抑えることができます

カーリースが向いている人

カーリースは以下のような人に向いています。

  • 毎月定額で車に乗りたい人
  • 車検やメンテナンス、手続きをお任せしたい人
  • 車を短期間で乗り換えたい人
  • オンラインで車選びをしたい人
  • 頭金なしで車に乗りたい人

カーリースはオンラインで車選びから契約まで完結し、自宅に車が届くのでディーラーや販売店に足を運ぶ必要がありません。

オンラインで好きな車やグレード、オプション、プランなどを選択できるので、「仕事が忙しくて車を見に行く時間がない」という方にもおすすめです。

車の購入時は、税金や自賠責保険料などの初期費用を用意する必要があり、まとまった金額が必要になります。

しかしカーリースは毎月支払うリース料金に税金や自賠責保険料が含まれているため、まとまった費用を用意する必要がありません。

また、リース会社のプランに別途加入することで、月額料金に車検費用やメンテナンス費用も含むことができるため、手続きや車の管理が楽になります。

他にも、カーリースは契約期間を決めて車に乗るため、契約期間が短い場合は短期間で車の乗り換えができるため、いろいろな車に乗りたい人にカーリースは向いているといえるでしょう。

カーリースがお得なポイント

カーリースは以下のようなポイントがあることからお得にカーライフを始めることができます。

  • 頭金なしで車に乗れる
  • 長期契約することで月額料金が安くなる
  • 家計の管理が楽になる
  • 高品質の車を見つけることができる
  • プランやオプションを自由に選択できる

先ほども解説したように、カーリースは残価設定があるため、契約期間内は車両本体価格から残価分を差し引いた金額を支払う仕組みになっています。

車両本体価格や税金、自賠責保険料や諸費用を足した金額を契約月数で分割してリース料金を算出するため、毎月の支払いが一定になり、家計の管理が楽になります

また、カーリースは長期契約するほど月額料金が安くなるので、「なるべく安く車に乗り続けたい」という方は長期契約がおすすめです。

他にも、カーリース会社の中には年式が新しく走行距離も少ない車を取り扱っている会社もあるので、希望する車を見つけることができるでしょう。

新古車を購入する際の質問

最後に、新古車を購入する際によくある質問についてまとめました。

  • 新古車を購入する以外にも選択肢はあるの?
  • 新古車はどうして試乗に出回るの?
  • 新古車なのに走行距離が長い車があるのはなぜ?

3つの疑問について回答していきます。

新古車を購入する以外にも選択肢はあるの?

新古車を購入する以外に、カーリースという選択肢があります。

カーリースは頭金なしでカーライフを始めることができるため、「新しい車の乗り方」として人気を集めています。

ボーナス払いの有無や契約期間、プランの加入など予算に合わせて選択できるため、まとまった費用を用意できない方にもおすすめです。

カーリース会社の中には、新古車と同じように高品質な車を取り扱っている会社もあるので、新古車の他にもカーリースを選択肢に入れてみてください。

新古車はどうして市場に出回るの?

新古車は展示や試乗車として使用されていた車両が不要になったり、契約が成立せずに在庫として保管されている車両を処分するために市場に出回ります。

決算やモデルチェンジの時期に、旧モデルの在庫を処分するために出回ることが多くなっています。

新古車なのに走行距離が長い車があるのはなぜ?

新古車でも走行距離が長い車は、試乗車として多く使用されていた車の可能性があります

試乗車や代車で新古車が使用されると自然と走行距離が増えていきます。

あまりにも走行距離が多い車は新車同様とは言えないので、購入の際は必ず走行距離を確認するようにしましょう。

まとめ

本記事では新古車のメリットやデメリット、新古車の選び方などを紹介しました。

新古車は「買ってはいけない」と言われることがありますが、メリットもたくさんあり、選び方を理解したうえで購入すれば後悔しないでしょう。

走行距離やメーカー保証の継承など、デメリットを減らしながら購入を決めましょう。

また、新古車は購入だけでなくカーリースでも乗ることができます

カーリースは頭金なしで毎月定額で車に乗れるので、大きな出費も必要ありません

「車に乗りたいけれど購入するか迷っている」という方は、カーリースの利用を検討してみてください。

▽2021年カーリース部門3冠受賞▽

この記事の目次
閉じる