電子マネー決済は、カードをかざすだけで支払いが完結するという圧倒的なお手軽さから、日々多くの人が利用しています。
ただ、実際に何の電子マネーを使っているかというと、ほとんどの人は何の還元もない交通系ICを利用していることでしょう。
そこで今回は、クレジットカード同様のポイント還元を受けられるお得な電子マネー「nanaco」について解説します。
日々の買い物を少しでもお得なものにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
nanacoとは
nanacoは、セブン&アイ・ホールディングスが提供する電子マネーです。
各加盟店で利用するたびにnanacoポイントが還元され、貯まった分は1ポイント1円で買い物等に利用できます。
以下で詳しく見ていきましょう。
セブン&アイ・ホールディングスが提供する電子マネー
nanacoは、2022年時点で会員数が7,500万人を超える大手電子決済サービスです。
nanacoは、セブンイレブンやイトーヨーカドーといった数々の有名小売店を運営する「セブン&アイ・ホールディングス」が提供しています。
セブン&アイグループの店を筆頭に全国80万店以上で利用できるため、不便を感じることはまずありません。
使い方も交通系ICなどと同じく、レジの読み取りリーダーにカードをかざすだけで完結します。
買い物のたびにnanacoポイントが貯まる
nanacoカードを加盟店で利用するたび、利用金額の0.5%分がポイント還元されます。
また、nanacoの残高をセブンカードからチャージすると、さらにチャージ金額の0.5%分がポイント還元されます。
その他、イトーヨーカドーのハッピーデーをはじめとした数々のキャンペーンを活用していけば、買い物に使えるだけのポイントを貯めるのに、そう時間はかからないでしょう。
貯まったポイントは1ポイント1円で買い物に使えるほか、電子マネーや他社ポイントへの変換も可能です。
スマホ上での発行も可能
カードを持ち歩くのも億劫という場合は、スマホ内でnanacoを発行しましょう。
例えば、iOS15以上のiPhoneなら、Apple Payのnanacoアプリを利用できます。
あるいは、バージョン6.0以上のAndroid端末であれば、おサイフケータイとしてnanacoモバイル for Androidを利用できます。
いずれも現物のnanacoカードに比べ、残高確認やポイント交換を行いやすい点が大きな魅力です。
ちょびリッチでnanacoを利用するととってもお得
ポイント | 獲得方法 | 予定明細 | ポイント加算日 |
1,440ポイント (720円相当) |
新規インストール後、1000円以上のチャージ完了 | 即時~10分程度 | 即時 |
※ちょびポイントは変動している場合がございますので、現在のポイント数は遷移先の詳細ページよりご確認ください。
nanacoの申込方法
nanacoカードの発行方法には、店頭申込とウェブ申し込みの2通りがあります。
それぞれの大まかな流れを以下で解説します。
店頭申込の場合
店頭申込の場合は、イトーヨーカドーやセブンイレブンなど、nanacoカード入会を受け付けている店で手続きを行いましょう。
まずはレジカウンターやサービスカウンターで申込書を受け取り、住所氏名などの必要事項を埋めていきます。
クレジットカードとちがって与信審査を要するものではないため、記入欄はそれほど多くありません。
記入を終え、申込書の提出に加えて発行手数料300円を支払えば、すぐにカードを発行してもらえます。
一連の手続きは5〜10分で終わるため、人目さえ気にならなければ、店頭申込の方がスムーズです。
ウェブ申込の場合
ウェブ申込の場合は、まず申込書作成ページにアクセスし、利用規約に同意してから申込に進みましょう。
必要事項を入力・送信したのち、受付完了メールが届いたら、申込書ボタンをクリックしてウェブ申込書を表示します。
そして申込書番号を控えるか、あるいは申込書自体を印刷し、それを入会受付店のカウンターに提示してください。
その後の流れは、手数料含めて店頭申込と変わりません。
多少煩雑ではありますが、現場での手続きを最小限に抑えたい方はウェブから申し込むといいでしょう。
ただし、15歳未満の方は親権者の同意確認が必要なため、店頭申込しか行えません。
まとめ
以上、電子マネー「nanaco」について、ポイント還元の仕組みや申込方法などを紹介しました。
増税や物価高の波が頻繁に押し寄せる今のご時世、ポイント還元つきの決済手段は、一つでも多く持っておいて損はありません。
交通系以外の電子マネーをお持ちでない方は、ぜひこの機会にnanacoを発行し、その利便性を体感してみてください。