債務整理の無料相談ができる窓口はどこがある？おすすめ事務所も紹介

「債務整理の相談」と聞くとどこを思い浮かべますか？弁護士事務所や司法書士事務所をイメージする人が多いのではないでしょうか。

では「債務整理の無料相談」というとどこでできるのでしょうか？法テラスをご存じの人もいらっしゃるかもしれませんね。

債務整理の無料相談は、法テラスでなくてもできます。本記事では債務整理の無料相談ができる機関をご紹介します。

最後まで読んで身近な相談機関を見つけてください。

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債務整理の無料相談を利用するメリット

無料相談を利用するメリットは2つです。

• 気軽に借金問題を相談できる
• 専門家の意見を聞ける

無料相談をすれば、借金問題解決の糸口を早急に見つけられることでしょう。

気軽に借金問題を相談できる

債務整理の無料相談ができる大きなメリットは、費用を気にせず気軽に相談できることです。

借金問題にお悩みの人は、すでに借金の返済で家計が圧迫されている場合も多いです。そのため債務整理の相談に費用をかけられないこともあるでしょう。

しかし借金を放置しても状況は悪化するばかりで、債権者から裁判を起こされたり差し押さえされたりするかもしれません。

無料ならば費用を気にせずに相談できるので、借金問題を早く解決できるはずです。

専門家の意見を聞ける

無料相談を利用すると、専門家からアドバイスを受けられます。借金問題を解決するには、法的知識が不可欠です。

専門家に相談すれば、ご自身の経済状況などを踏まえたうえで最適な方法を提案してくれます。

また無料相談で信頼できる専門家に出会えれば、そのまま債務整理を依頼することも可能です。借金の返済に困ったら、専門家に相談して最適な解決方法を教えてもらいましょう。

債務整理の無料相談ができる窓口

無料相談のメリットをご説明しました。では、実際に無料相談ができる窓口はどこなのでしょうか。

ここでは代表的な6つの窓口をご紹介します。借金問題の相談を検討している人はぜひ参考にしてください。

• 法テラス
• 弁護士会・司法書士会の法律相談センター
• 国民生活センター・消費生活センター
• 金融機関等の各種協会
• 自治体の相談窓口
• 弁護士・司法書士事務所

法テラス

法テラスとは、「日本司法支援センター」の愛称です。国によって設立された機関で、法的トラブルの問題解決のための道案内をする役割があります。

法テラスでは収入や資産の一定の条件を満たした人を対象に法律の無料相談を行っています。相談を受けてくれるのは、法テラスに登録した弁護士や司法書士です。

法テラスでは1回30分、3回まで無料相談ができます。

また相談後も弁護士・司法書士費用を立て替えてくれる制度もあるので、すぐに費用を用意できない人でも金銭的負担を心配することなくすぐに債務整理を依頼できます。

各都道府県に何か所か相談窓口が設置されているので、遠方に出向かなくても気軽に相談可能です。まずは電話かメールで問い合わせてみましょう。

弁護士会・司法書士会の法律相談センター

日本弁護士連合会や日本司法書士会連合会には、法律相談センターが設けられています。

ひまわりお悩み110番の相談手順は以下のとおりです。

1. 0570-783-110に電話する
2. スタッフに名前、連絡先、相談の概要を伝え面談・相談場所を決める
3. 面談日に弁護士に相談できる

法律相談センターには全国に300か所以上の相談場所があるため、お近くの相談場所を選べます。1回の相談は約30分、地域によりますが相談料は約5,500円です。

司法書士総合相談センターの利用方法は以下になります。

1. ご希望の相談センターに電話する
2. 面談の予約を取る
3. 予約日に相談センターへ出向き、相談をする

同じ案件に関する無料相談可能回数や1回の相談時間は、各総合相談センターによって異なります。

たとえば東京司法書士会総合相談センターの面談相談は1回あたり50分までです。

国民生活センター・消費生活センター

国民生活センターは国民生活の安定・向上させるために、国民生活に関する情報の提供・調査研究を行うとともに、重要な消費者問題を法律にのっとって解決するための手続きを行っている機関です。

国民生活センター・消費生活センターには、クーリングオフの相談や詐欺被害、悪徳商法といった様々な生活に身近な相談が寄せられています。

多重債務に関する問題も消費者問題の一つなので、相談可能です。

金融機関等の各種協会

金融機関等の各種協会でも、借金の無料相談が可能です。そのなかでも代表的な全国銀行協会と日本クレジットカウンセリング協会の窓口をご紹介しましょう。

全国銀行協会のカウンセリングサービスは、電話での相談は随時受け付けています。また面談での相談も可能です。

面談を希望する場合は電話で予約を取り、予約日時に東京か大阪の相談室で相談をします。

日本クレジットカウンセリング協会は電話で借金の相談ができるほか、相談者が希望すれば無料で任意整理をしてもらうこともできます。

全国銀行協会・日本クレジットカウンセリング協会どちらに相談をしても、金融機関に情報が洩れる心配はないのでご安心ください。

自治体の相談窓口

お近くの市役所などの自治体でも、法律相談は行われています。自治体の法律相談は、各自治体から委託された地域の弁護士が対応するのが通常です。

自治体で実施される法律相談は、債務整理だけでなく離婚問題や労働問題、交通事故など幅広い分野を扱っています。

法律相談を実施している自治体の管轄する地域にお住いであれば、誰でも相談可能です。インターネットや電話で相談日の予約をし、予約日時に相談会場に出向いて相談します。

相談が毎日行われている自治体はほぼないため、予約前に相談可能日をチェックしましょう。

弁護士・司法書士事務所

債務整理の無料相談をするなら、債務整理に強い弁護士・司法書士事務所が一番です。もちろん法テラスや弁護士会・司法書士会の法律相談センター、各自治会の法律相談でも法律の専門家に相談できます。

しかし法テラスなどでは、相談できる専門家を自分で選べません。つまり「債務整理の専門家」に相談できるとは限らないのです。

確実に債務整理の専門家に相談でき、もっとも的確なアドバイスを得られるのは債務整理に強い弁護士・司法書士事務所一択だといえます。

債務整理を失敗したくないなら、債務整理に強い弁護士・司法書士事務所に無料相談するようにしましょう。

債務整理の無料相談でおすすめの弁護士・司法書士事務所

	実績	費用	専門性	対応地域
中央事務所	★★★ 実績多数	★★★ 相談料・ 着手金無料	★★★	全国対応
東京ロータス法律事務所	★★★ 受任件数 7,000件以上	★★ 相談無料 着手金あり	★★★	全国対応
ひばり法律事務所	★★★	★★ 相談無料 着手金あり	★★★	全国対応

司法書士法人 中央事務所

中央事務所は東京・名古屋・大阪・福岡に拠点を置く司法書士事務所です。過払い金請求と債務整理を専門に扱っており、100名以上の借金問題の専門家が在籍しています。

2017年設立の比較的新しい事務所です。しかし毎月10,000件以上の相談を受け3,000件以上の事件を受任しており、債務整理の豊富な実績があります。

相談は何度でも無料なうえ、着手金などの契約の際に支払う費用は一切ないため「生活が苦しくまとまった費用が用意できない」といった人でもすぐに依頼可能です。

また分割払いができるため、依頼後にも生活に負担をかけることなく費用を支払っていけます。

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東京ロータス法律事務所

東京ロータス法律事務所は、東京台東区にある弁護士事務所です。弁護士事務所には珍しく土日祝でも10時～19時で相談を受け付けているため、平日忙しくて時間が作れないという人でも相談できます。

債務整理に力を入れている事務所ですが、離婚問題や相続問題、交通事故など幅広い分野を扱っているので借金問題と他の問題を一緒に対応可能です。

たとえば、「遺産相続で借金を相続してしまった」「交通事故で相手方の補償のために借金をしてしまった」など自身の都合以外の借金問題をスッキリ解決させてくれます。

東京の事務所から遠方にお住いの人には出張面談もしてくれるので、気軽に相談してみてください。

＼債務整理するならおすすめ／

ひばり法律事務所

ひばり法律事務所は東京の弁護士事務所です。個人事務所時代から25年以上の豊富な債務整理の実績があります。

営業時間は平日の10時～19時ですが、事前に予約をしておけば土日祝などの時間外でも相談可能です。依頼者との対話を大切にしている事務所で、必要であれば出張面談にも対応しています。

またベテランの女性弁護士が在籍しているのも大きな特徴です。

ひばり法律事務所は女性専用相談窓口を開設しており「生活費のために夫には内緒で借金をしてしまった」など、女性特有の借金問題を女性弁護士が解決まで導いてくれます。

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債務整理の無料相談を有効活用するために

債務整理を無料相談できる窓口はたくさんありますが、どの相談機関を利用するにしても気を付けていただきたいポイントが3つあります。

• 隠し事はせず事実を伝える
• 費用が明確か確認する
• 借入状況などが分かる資料を用意する

ポイントをおさえて、無料相談を有効活用しましょう。

隠し事はせず事実を伝える

相談をするときは、すべて事実を伝えるようにしましょう。嘘を言ったり見栄をはって事実を隠したりすると、正確なアドバイスは受けられません。

借金問題がうまく解決できるかどうかは、人生を左右する重大なことです。不完全なアドバイスを信じて、解決を失敗すれば人生を台無しにしてしまう恐れだってあります。

また弁護士や司法書士に嘘をついても、債務整理を依頼すればすべてバレてしまいます。後になって嘘がバレると専門家との信頼関係が崩れ、最悪の場合は辞任されることもあるでしょう。

専門家と依頼者は「信頼関係」で結ばれています。信頼関係を損なわないためにも最初から包み隠さず話すようにしてください。

費用が明確か確認する

無料相談は完全無料だけでなく、回数制限や時間制限があって無料の場合など様々です。

たとえば弁護士・司法書士事務所でも「初回相談無料」や「最初の30分無料」ということもあります。

つい無料相談という言葉のみに注目してしまいがちですが、どこまでが無料なのか把握しておくことが大切です。

借入状況などが分かる資料を用意する

無料相談をするときは借入時期や借入額など、可能なだけ資料を集めておきましょう。情報が多ければ多いほど、正確で確実なアドバイスや解決方法を教えてもらえます。

借入先や借金の金額、借入者数などが一つでも異なれば、解決方法が大きく変わることだってあるのです。

たとえばどこに借りているのかわからなければ、「今すぐ任意整理をすべき」なのか「任意整理をしても効果が低いので自己破産すべき」なのかアドバイスは異なります。

無料相談の効果を高めるためには、可能な限りの資料を集めて正確な情報を伝えるようにしましょう。

記事まとめ

債務整理の相談窓口は、法テラスや弁護士会・司法書士会の相談センターなどたくさんあります。

しかし確実に「債務整理の専門家」に相談したいなら、債務整理に強い事務所の無料相談が一番です。

また相談をするときはありのままの事実を伝え、専門家と信頼関係を築くようしましょう。

	実績	費用	専門性	対応地域
中央事務所	★★★ 実績多数	★★★ 相談料・ 着手金無料	★★★	全国対応
東京ロータス法律事務所	★★★ 受任件数 7,000件以上	★★ 相談無料 着手金あり	★★★	全国対応
ひばり法律事務所	★★★	★★ 相談無料 着手金あり	★★★	全国対応