過払い金請求のリスク・デメリットとは？ちょびリッチ

過払い金請求をすると、数十万円から数百万円の過払い金が返還される可能性があります。

しかし、過払い金請求には、請求する前には分からなかったリスクやデメリットに遭遇する場合もあります。

本記事では、実際に過払い金請求をした人が感じたリスクやデメリットを紹介していきます。

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過払い金請求とは
過払い金請求のリスク
過払い金請求のデメリット
過払い金請求のリスクを回避するには
まとめ

過払い金請求とは

過払い金請求とは、利息制限法の上限利率を超える利息を払っていた場合に、その利息を返還請求する手続きです。

数万円から数十万円、数百万円の過払い金が発生している場合があります。

しかし、過払い金請求にはリスクも存在します。

過払い金請求をする際には、リスクを理解したうえで手続きをすることが重要です。

過払い金請求のリスク

過払い金請求には、以下のリスクがあります。

家族や会社に借金がばれるリスク

過払い金請求を事務所に依頼すると、事務所から郵便物や電話などの連絡が来ることがあります。

そのため、過払い金請求をすると、借金をしていたことが家族や会社にばれる可能性があります。

家族にばれたくない場合は、依頼する事務所に伝えて、郵便物や連絡は匿名で送ってもらうようにしましょう。

周りから冷たい視線にさらされるリスク

借金をしていたことや過払い金請求が周りにばれ、冷たい視線を向けられたり、お金の面での信用を失ったりするリスクがあります。

家族や会社などの周りの反応を心配していたが、ばれても意外と周りの視線は気にならなかったという方もいます。

周りの人にばれたくない人は、プライバシーの配慮を厳重に行ってくれる、経験豊富な事務所に依頼するのがおすすめです。

ブラックリストに登録されるリスク

過払い金請求をすると、信用情報機関に登録され、ブラックリストに載ってしまう可能性があります。

ただし、ブラックリストに載る可能性があるのは「返済中」の場合です。

完済済みの借金の過払い金請求でブラックリストに載ることはありません。

ブラックリストに載った場合は、数年間はクレジットカードの利用や、新たな借り入れ、ローンなどを利用することができません。

対象のカードが半永久的にブラックになるリスク

過払い金請求をした対象のクレジットカードや借入先が、半永久的に使えなくなるリスクがあります。対象のカードは今後一切使えなくなると考えておきましょう。

ただ借入先によっては、過払い金請求をしたにもかかわらず、数年経つと利用可能になるカードや消費者金融もあります。

取引履歴や職業、収入などから総合的に判断しているため、また、審査の厳しさは借入先によるため、一概には言えず、ブラックになる人とならない人がいます。

過払い金請求に失敗するリスク

過払い金請求は、司法書士や弁護士に依頼しても、必ず成功するわけではありません。

非常にまれではありますが、貸金業者が過払い金の存在を否定したり、過払い金の額を争ったりした場合、訴訟に発展する可能性があります。訴訟に敗訴した場合、過払い金の請求が認められず、費用を負担することになる可能性があります。

戻ってこないケースを想定して、過払い金が戻ってこない限りは費用が発生しない、「完全成功報酬制」の事務所に依頼するのがおすすめです。

焦って自分で和解してしまうリスク

自分で借入先の業者と和解しようとすると、事務所に依頼するよりも低い金額を提示されてしまう可能性があります。

一般的に、過払い金請求は弁護士・司法書士事務所に依頼した方が、戻ってくる金額が多くなると言われています。

借入先の業者から和解の提示があった場合も、一度立ち止まって考えることで、後悔するリスクを減らすことができます。

時効が成立するリスク

過払い金請求には最後の返済から10年という時効があり、時効が成立してしまうと過払い金請求ができなくなるというリスクがあります。

時効がギリギリの場合には、早めに弁護士・司法書士事務所に相談するのがおすすめです。

実際に「過払い金が発生していたのに、ギリギリ間に合わずに請求できなかった」という方も一定数います。

時効かどうかの判断に迷う場合も、事務所に無料相談して判断してもらいましょう。

過払い金請求のデメリット

過払い金請求には、以下のデメリットがあります。

手続きにかかる時間と費用

過払い金請求の手続きには、数か月から1年程度かかる可能性があります。また、司法書士や弁護士に依頼すると、着手金や報酬などの費用がかかります。

貸金業者との交渉や訴訟が必要な場合がある

過払い金請求は、貸金業者との交渉で解決するケースが多いですが、貸金業者が過払い金の存在を否定したり、過払い金の額を争ったりした場合、訴訟に発展する可能性があります。

訴訟になると、裁判所での審理や、証拠の収集などが必要になり、さらに時間と費用がかかります。

過払い金請求したカードが使用できなくなる

過払い金請求をした対象のクレジットカードや借入先は、一旦使えなくなります。

借入先によっては、数年経つと利用可能になるカードや消費者金融もありますが、ずっと使用できない場合もあります。

また、対象のカード以外のクレジットカードは、完済済みの場合これまで通り利用できます。しかし、返済中に過払い金請求を行って借入残高が残ってしまう場合には（任意整理となります）、対象以外のカードもいずれは止められることになるでしょう。

過払い金請求のリスクを回避するには

過払い金請求のリスク・デメリットを回避して手続きをするには、以下の点に注意して事務所を選びましょう。

自分で行わずに弁護士・司法書士事務所に依頼する
債務整理や過払い金請求の実績件数が豊富な事務所を選ぶ
初期費用が0円の事務所を選ぶ
- 過払い金が戻ってこない限りは費用が掛からない事務所を選ぶことで、損をするリスクを減らすことができます。

過払い金請求の実績が豊富で、初期費用無料のおすすめの事務所は以下の４つです。

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